俋俋乎耕而不顧(ちつちつことして耕して顧みず)

タイトルは荘子から借りました。論理学と東洋思想を比較しながら、科学、芸術、スポーツについて日頃感じたこと、考えたことを書いていきたいと思います。

哲学

無知の知。どんなに考えても自分が正しいと思い込んでいる人間は間違っている。

たとえどんなに勉強し、知識を学んでも、たとえどんなに論理的に自分の考えを主張しても、自分の考えが正しいと思っている以上、それは正しくない。 科学者はそんなことをやっている訳ではないし、芸術家でも、アスリートでも、はたまたビジネスマンでも一流…

映画『メッセージ』と神道、禅

今日、やっとのことで厚木まで行き、観そびれていた映画『メッセージ』を観てきました。 個人的にはなかなか良かったです。 詳しい考察は、いつか映画を見直すか原作を読んで書きたいが、忘れないうちにメモ程度にポイントをまとめておきます。故に論理展開…

情緒の世界。現実と言葉の間。

我々は考える時、普通、言葉を使う。 その言葉の生まれる瞬間について書いてみたいと思う。 まずは、下の写真を見て欲しい。 下手くそで見るに堪えない、と思われた方は自分のお気に入りの写真でも何でもいいから別途用意して欲しい。 とりあえず自分の写真…

3つの解決方法

よくある例え話だが、乗っていた船が難破し、救命ボートに乗り移ったとする。乗ってるのはあなたを含め3人。幾日も漂流し、食糧も尽き、水もあと僅かしかない。このままでは日が沈む前に皆生き延びられないだろう。明日まで生き延びるには誰かに犠牲になって…

センスとアート(2)

我々は対象物を見て、それを様々な言葉に写し取る。 芸術であれ、スポーツであれ、科学であれ、現実世界で世界で実績を残している人は皆、対象物の本質と言うか、ありのままを捉えるのが上手い。そして時には言葉に表しきれなくなってしまう。 自分の本職は…

センスとアート(1)

絵でも写真でも、お気に入りのグッズでもいい、なんでも良いので身の周りにあるものをちょっと眺めてみて欲しい。 しばしの間。。。何かを感じただろうか? 『空の青がきれい』だったり、『懐かしい思い出がこみ上げてきたり』、『清流の流れる音の中でキャ…