俋俋乎耕而不顧(ちつちつことして耕して顧みず)

タイトルは荘子から借りました。論理学と東洋思想を比較しながら、科学、芸術、スポーツについて日頃感じたこと、考えたことを書いていきたいと思います。

科学

無知の知。どんなに考えても自分が正しいと思い込んでいる人間は間違っている。

たとえどんなに勉強し、知識を学んでも、たとえどんなに論理的に自分の考えを主張しても、自分の考えが正しいと思っている以上、それは正しくない。 科学者はそんなことをやっている訳ではないし、芸術家でも、アスリートでも、はたまたビジネスマンでも一流…

世界を抽象化して眺めてみる。モデル化するという行為。

世界をモデル化するということは抽象化した世界で考え、現実に当てはめるという行為である。 ニュートンは木からリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を思いついたとか。。。 その真偽はともあれ、ニュートン力学では物体の垂直方向への自由落下速度は、重…

映画『メッセージ』と神道、禅

今日、やっとのことで厚木まで行き、観そびれていた映画『メッセージ』を観てきました。 個人的にはなかなか良かったです。 詳しい考察は、いつか映画を見直すか原作を読んで書きたいが、忘れないうちにメモ程度にポイントをまとめておきます。故に論理展開…

モノサシを決めるということ

いきなりだが、下の2枚の写真を比べてみよう。 無茶なことを・・・とお思いだろうか? まあ、とにかくやってみて欲しい。 ”人の数を比較する”、”空の青さを比較する”、”木の数を比較する”、・・・自由にモノサシを決めれる筈だ。 しかし、これらのモノサシが…

情緒の世界。現実と言葉の間。

我々は考える時、普通、言葉を使う。 その言葉の生まれる瞬間について書いてみたいと思う。 まずは、下の写真を見て欲しい。 下手くそで見るに堪えない、と思われた方は自分のお気に入りの写真でも何でもいいから別途用意して欲しい。 とりあえず自分の写真…

科学者にとって関わりたくない人

自分自身偉そうなことは言えないが、科学者にとって関わりたくないタイプの人がいる。 自分が主張しているのが仮設に過ぎないとも気付かず、あれこれ主張してくるタイプ。そんな人間とは議論にもならないし、一緒に仕事をすることになったら最悪である。そう…